とまとの推しが尊い

ジャンルごった煮、推しにまつわることを書き連ねるブログ

15 とまとが頭を整理したいがための書きなぐり

ナゴヤドームでのライブ、TV越しではあったけど最高に楽しくて!だからこそ推しの表情が心配になったりして。推しを見ていたらどうしても1年前の自分が重なって見えてしまって、文字に残したくなってしまった。頭に浮かんだ言葉を直打ちしてるので読みづらいと思いますごめんなさい。

 

キモオタの独りよがりな記事で、偏見も妄想もてんこもりです。自分語りパートも長いです。読む時はフィクションだと割り切ってください。フィクションです。オタクがアイドルのこと勝手に分かった気になるなよって思う方はブラウザバック推奨です。ネットのいいところは自分で摂取する情報を選択できる点ですからね!!!ここから先は自己責任です!!!

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伸び悩む集客率。どんなアプローチをしても、チケットが捌けない。FacebookでもTwitterでも宣伝して、割引企画立てて、チラシをいろんなお店や塾に配って、宣伝用の動画も作って。それでも、チケットが売れない。私が頑張ってきた広報活動に、なんの意味があるんだろう?何をやっても意味が無いなら、もう何もしたくない。逃げたい。本番、埋まらない客席を見るのが怖い。いっそ本番前に死にたい。向き合いたくない。

 

ちょうど1年前の今頃、私は毎日こんなことを考えていました。所属する団体でのイベントのチケットの売れ行きが悪く、普段なら8割以上お客さんが入る箱にもかかわらず、直前になっても6割ほどのチケットしか捌けなくて。広報を担当していた私は本当に毎日逃げたい、逃げたいと思っていて。

 

ある日本当に涙が止まらなくなって、仕事もなにも手につかなくなりました。ある企画を立てて、そのチラシを製作して、各方面に配っていたのですが、その企画参加者が本当に0人で。私なにしてるんだろう、もうだめだ、ごめんなさい、そう思いながらただ泣いていて。もう誰にも何も言わずにその企画を最初からなかったことにしたくなって。しかもそのタイミングで高熱を出して寝込み、直前の追い込み期に全くコミットできないという体たらく。

 

あの時の私を救ってくれたのは、運営の仲間でした。私が号泣しながら「助けて どうしよう 企画が全くうまくいかない ごめんなさい」とLINEした時に「そっか、私たちも手伝うね」「そういうことも有るよ、他の方法考えよう」と優しく支えてくれて。私は一人じゃないんだ、一緒に頑張ってくれる人たちがいるんだ、という気付きをくれて。そこからは必死に広報の仕事頑張れました。

最終的に集客は芳しくなくって、後悔はずっとしているし、この先もこの気持ちは残るんだろうけど、あの時に周りが支えてくれたことは本当に救いでした。

 

ナゴヤドームライブにて、他メンバーが歌うときは正面/カメラを見つめる傾向があったのに対し、推しはよく推しから見て左、スタンド席を見ていた。あるいは、ドームの遠くの方を仰ぎ見ることが多かった。

空席、確認しちゃうよなぁ……。

1年前の私にどうしても重なってしまった。お客さんが入ることはとても嬉しい、埋まっている率を気にするのではなく、来てくれたお客さんに精一杯パフォーマンスを届けるべきことは分かっている。それでも、どうしたって、空席が気になってしまうんだ。全力でやろうとして、でも上手くいかなくて、だからこそ全力疾走が維持できなくて、そのせいでずっと不安で不安で。そうやってきた人間が、空いている席を見ずにはいられないから。パフォーマンス中も、もっと自分が頑張れてればお客さん増えたのかなぁとか無駄に考えてしまって、目の前のことに集中できなかったりして。痛いほど伝わってきて、涙目になりながら画面を食い入るように見つめました。

 

序盤、表情が固く、自己紹介ソングでも下を向きがち、終始苦しそうな顔をしていて、心なしかカメラにも抜かれにくくて。私が趣味の延長でやっていたイベントで感じた心苦しさに比べて、いったい彼はどれくらい重いものと闘っているのだろうかと心が震えました。本業のライブ、桁違いのハコ、私なんかより遥かに上のストイックさ……。彼の性格からして、ずっとファンの前に出てこなかったことの十字架の重みを全身で受け止めているんだろうなと思わざるを得ない表情でした。

 

ただ、ライブ終盤に向けて、徐々に表情が柔らかくなる瞬間も出てきて、にっこり笑うところや涙を流すところもあって、私は安心しました。きっと大丈夫。

それはもしかしたら、諦めの境地ってだけなのかもしれない。当日を迎えて、お客さんの人数が確定して、もうこれ以上はどうにもならない、これが今の自分たちの力量なんだってわかってしまったら、もう不安な気持ちでいる意味がなくって。だから、それは乗り越えたっていう素敵なものではなくて、諦めなのかもしれないけど。ライブに来てくれたお客さんたちを見て、ステージ上で肩を抱いてくれた他メンバーたちに救われて、集客率と自分のコミットできなさに絶望することも必要なくなって。

 

彼がいまどんな感情を抱いているかは本人のみぞ知るですが、もう大丈夫だと信じてます。確かに繊細な方だとは思いますが、ここで壊れる人ではないから。一回波に飲まれても、しばらくしたらまた泳ぎ始められる人だと信じています。自分が好きになった人だから、信じたい。

 

チューンのナゴヤドームまでの道シリーズが田中さんだけ更新されなかったことは、やっぱり1年前の自分と重ねてしまうのだけれど。あのシリーズ、多分収録日メンバーによって違いますよね、後半メンバーになるにつれて「ボイメンにはまだ早いかも」っていう言葉とか、「満席にはできなくても出せるものを出し切る」って言葉とか、メンバーの等身大の言葉が聞けて、少しほっとすると同時に、強いなぁと頭が下がりました。あんな風に、自分の不安を言葉にできるのは本当に強い人たちだと思う。ライブでも来てくれるお客さんに目を向けて、ファンサしたり煽ったり、やっぱりこの人たちは強いなぁと思いました。田中さんも、あのメンバー達と一緒ならきっと大丈夫だろうなって思ってます。

 

これも妄想なんですけど、リリイベで表情硬かったのもドームへの不安のせいだったのかなと思うんです。リリイベに来るのはいわば既に顧客として獲得している層。ナゴドを満員にしたいと真剣に考えるほど、新規層へのリーチに力を入れたくなる。だからこそ、映画のイベントやTV番組に出ている時は彼らしく貪欲にいられたのではないかなぁなんて考えています。もちろん、今のファンをないがしろにしていいなんて思ってほしくはないんですけどね。焦ってたんじゃないかなーって。ここでリリイベやって、本番の客席が埋まるのにどれくらい貢献できるのか?って考えたら、色々考え込んでしまうのもわかる気がします。

 

ライブを見て安心しましたが、ライブまでは田中さん脱退説とかネット上でまことしやかに囁かれていたのを見てしまって、ファンとしてはしんどかったです。受け取る情報が少ない中で疑心暗鬼になり、ネガティブに物事を捉えすぎる人達が多くて怖かった。こんなこと言えてしまうのは思い入れの少ない新規だからだろって言われてしまったらぐうの音も出ないですけど……。映画祭で田中俊介(BOYS AND MEN)じゃなくて田中俊介(俳優)ってなってるから脱退だ!とか、ちゃんと一次ソース確認したのかなぁと思ってしまいました。他の映画の欄を見れば、監督なのかディレクターなのか俳優・女優なのかを区別するために書かれていることは明確だった

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ので、あそこだけ切り取って不安になるのはちょっとセンシティブすぎるかなと……。

いやでも仕方ないですよね、あんまりにも受け取る情報が少なかったら不安になって当然だし、私も色々と不安に思うところはありました。田中さんいなくなっちゃったらボイメンのライブとか行かなくなっちゃうかもしれないな……とか考えて少し泣きそうになることもあって。でも、今彼を信じなくてどうするんだ!と思って必死でした。過去の映像とか写真集とかブログとか摂取して、なるべく悲しいことを考えないようにした。あとはファンレターも書きました。体調のことにはあまり触れずに、私がどれだけ田中さんのおかげで楽しいイベントを体験できたかだけ伝えて。ファンに出来ることなんてそれくらいしか思いつかなくて。

 

この先のボイメンについて、私は結構楽観視してます。アリーナならキャパもナゴドに比べれば少なめだし、満員も現実味がある夢だと思います(このタイミングでナゴドライブ開催した運営には少し疑念を抱いている、頼むからアイドル達が本業に集中できる規模のハコを押さえてください)。次の目標があるからこそメンバーも燃え尽きなくて済んでいると思いたいし、また一層強くなってナゴドに戻って欲しいという願望もあります。

 

人生って、いやになるくらい長いんですよね。終わらせてくれない。私、BMCAの「失敗したって 後悔したって 失恋したって 終わりじゃない」って歌詞を聴くたび、どんなに辛くても人生終わらせてくれないんだよなぁ……って思ってしまうオタクなんです。ストイックに目標に向けて頑張るからこそ、努力が報われなくて絶望した時は本当に消えたくなって、終わらせて欲しくなる。田中さんが絶望感に打ちひしがれて、尋常でないクマを作ってしまうほど眠れなくなって、それでもドームに立ってくれたことには大きな意味があったと思います。消えてしまいたい気持ちを堪えて、傷つきながらも舞台に立ったことで、後は彼なりに峠を超えられるだろうなって。今回はドーム満員という夢は叶わなかったにしても、ドームでライブを出来たということの重大さを噛み締めて、次に進んでくれたら。人生長いから、まだ沢山やれることはあるし、やり直しもできるから。

 

これから暫く、走りきれなかった自分への罪悪感との戦いになると思うけれど、もうファンとしては生きてくれていればそれでいいので……。彼なりのペースでいいから、またファンの前に戻ってくれたらいいな、と。

 

偏見と妄想を書き殴るだけの記事でしたけど……。1日でも早く、推しが心から笑えるようになることを祈り、またイベントで彼に会えることを信じています。大好きな推しなんですもん、ここで信じないでどうする。信じる者は救われます。推しにとって、昨日のライブが苦くもいい思い出、いい転換点になっていることを願って。とりあえずは推しがめちゃくちゃコメディ映画を見まくって、たくさん笑ってくれたらいいな。心理学上、全然笑えない気分の時も、笑顔になると楽しい気持ちになるらしいので!笑顔でいてほしい……周りがなんと言おうと、笑っている権利はあるから……自分を責めるのはいつだってできるので、まずは笑って、ください。