とまとの推しが尊い

ジャンルごった煮、推しにまつわることを書き連ねるブログ

16 とまと、恋のクレイジーロードを鑑賞する

ドグマンの色気だだ漏れし演技に骨抜きになり、田中さんを知り、ファンになった私。

 

田中さんを知ってから2ヶ月ほど、ダブルミンツとデッドエンド の思い出を拝見しました。どちらの作品も、観始めは田中さん今日もカッコいい〜〜ってときめいちゃうんですけど、話の展開に伴って、だんだんみつおや西山くんの表情や言葉、仕草に心を惹かれて。観終わってから、あ、田中さん、凄かったな、って田中さんのことを思い出す。そのあたりが田中さんの「ナルシズムのない俳優」たる所以なのかなぁとか思ったり。

 

田中さんの演技もっと観たいな、と思った矢先の恋クレ上映@吉祥寺、観に行かない訳にはいかない。しかもタイトルでググってみたら田中さん達の演技を絶賛する映画評価サイトにヒット。これはますます行くしかない。

実験のスケジュールを無理やりこじ開け、チケット取りました。前から2列目……!!!近すぎて興奮で死ぬことまで覚悟して、迎えた当日。吉祥寺までの電車でRAWを視聴していた私、様々な緊張感から吐き気と動悸が止まらずに死にそうでした(映画のチョイスを考えろ私)(いや多重人格的なところでリンクさせたチョイスのつもりだった……)。アップリンクに着いて、昭島でお話した田中さん推しの方とまさかの再会を果たし、しかもまさかのその方と席が隣という奇跡も起こり!楽しい気持ちで席に着きました。

 

まずは映画を鑑賞。超エドガーケイシー→恋クレメイキング→恋クレの順の上映で。メイキングが先に上映されたのはミスだった?ようだけど、メイキング先だったからこそ細かいところまで色々観れて楽しかったです。というかメイキング観てから本編を観るという経験が人生初だったから逆にめちゃくちゃに楽しかった!!!メイキングで、アクション打ち合わせの時に背中にカイロ貼ってる田中さんきゃわだった……。あと宇野祥平さんの演技すごいな……百円の恋という映画でコンビニ店長の役されてたのですが、今回とは目つきも声の出し方全く違くて、はじめ同じ方だと気づけなくて。役者さんの凄さを改めて感じました。田中さんの演技も鳥肌がぞわぞわと粟だって最高にクレイジーでした。恋クレについては色々考察できて楽しかったので別記事で書きました。ネタバレしかない記事ですのでよろしくです。

 

そして演者さんたちと白石監督が入場されて。この時坪井さん田中さんいらっしゃらなかったんですよ。私心配性だからちょっと不安になっちゃったんです。もしかして……新幹線止まった?田中さんたち来れない??みたいな。そしたら白石監督が「我々が入場するまさにそのタイミングで、坪井さん田中さんがエレベーターから降りて来て。いま荷物置いてると思うのでそろそろ来ますよ!」って仰って。いや〜〜ほんと安堵オブザワールド。安らぎの地アップリンク吉祥寺。監督たちが自己紹介されてる間に坪井さんいらして、「いま田中さんお色直ししてるので、もう少しです!」って仰ったのが個人的にツボで。田中さんお色直しか〜〜可愛い〜〜ってなってました(田中さん関連ならなんでも喜ぶオタク)

 

坪井さんが自己紹介されたタイミングでスクリーン暗転して。えっ田中さん……?と思っていたらやばいやばい!ってちょっと叫びながら走って田中さん登場されて。黒いキャップ、黒のレザージャケット、グレーのスエットにグレーのだぼっとした感じのパンツの出で立ちで。久しぶりに推しを近くで観れる興奮がすごくてすごくて。お隣さんの腕を掴んでしまいました(すいません)田中さんが自己紹介する間も無く応援上映が開始。ここから詳しくはネタバレ含む記事に書きますが、ネタバレのない範囲で書くと

1  サイリウムを渡されていた田中さん、光らせ方が分からずに戸惑ってから「あっ!これ!折るぱてぃーんか!」って嬉しそうに仰って、パキッと折ってサイリウムが光ると観客が大盛り上がり。パターンのことをぱてぃーんって言うタイプの人なんだ……という発見がありました。かわいい(見境なし)。

 

2 これは個人的なあれですが、宇野祥平さんがめちゃ可愛いと感じるシーンがあって、そこで「可愛い!」って声出したら「可愛いw」ってコメント拾っていただけたのめちゃハッピーでした。オタクはすぐに幸せになる。

 

3 劇中のストーリーが展開する場面で何度かBGMが流れるのですが、それに合わせてサイリウム振ってる田中さん可愛かった……サイリウム両手に持ってるんですよ。それを音に合わせて上下させるっていう……愛しいですね。

 

4 あとずっとマイクを口の近くで構えていて、ツッコミできるタイミングを今か今かと待ち構えている田中さんがとても良かった。他の演者さんや監督の突っ込みにも心底楽しそうに笑ってらして。こういう田中さんを見たかったんだ私、と改めて感じました。

 

詳しくどんなツッコミされてたか気になる方はこちらから。ネタバレの極み記事なので未鑑賞の方はご遠慮ください。

 

さて、応援上映が終わり、再び舞台挨拶へ。

まず田中さん自己紹介されるときにキャップ脱がれて。そしたら髪の色が……根元が金色で毛先が白みたいな……銀?プラチナ?金?みたいな……異次元の色になってて。客席はもう大混乱。黄色い歓声どころか金色の歓声が湧きました。田中さんこれ味をしめてらして、この後のトークで何度も「ありがとうございまァす!!!」とか「宜しくお願いしまァす!!!」とか言いながらキャップ脱いで三方向くらいにお辞儀するくだりやってらして、チョロいオタクなのでその度に泣きそうになりながら興奮してました。田中さんはね、分かっていらっしゃいますね、喜ばせ方をね……。

 

舞台挨拶の中身、色々とまだ公にできない内容(どれも新しいお仕事がはいるよ!というもの!未来は明るいですね!)が多いので、特に印象に残ったシーンのみ箇条書きで書いていきます。

 

 1多重人格トーク

田中さんの役は多重人格、ということで「もっと色々だせないの?赤ちゃんとか!」的な流れがあり、田中さんが笑ってから「 ばぶー」って仰って、オタク沸きました。いや推しが赤ちゃんになるのやばいな!?!?興奮しましたね正直ね。
あと多重人格繋がりで映画ミスターガラスについての話になり。田中さんが「ミスターガラス観たんですけどジェームズマカヴォイがほんとすごかった!!!」という話をされて。坪井さんが「12個の人格だっけ?」と言うとすかさず「24です」と返す田中さん、本当に感動されたんだなぁ……とこちらも感動。「本当に、彼の演技はすごくて、気付いたら女になっているんですよ……」と話が続くなかで「ああいう感じで沢山の人格ある役、やりたくないですか?」と振られると「できなぁい……」と機材にもたれ込む田中さん。か、かわいい……。オタクざわついてました。

 

2 個人的萌えポイント

まずグレーのスエットの上からもわかる、胸筋!段差がしっかりついていて、胸の位置と肋骨の位置が完璧に分かるんです。このまま維持してくれ〜〜筋トレトークをさせてくれ〜〜って祈るような気持ちにすらなりました。いやスエット着てて胸筋が分かる男性ってレアですよね?どれだけパンプアップしたんや……らぶ……あとあの……レザージャケットから覗く手のゴツいことゴツいこと……照明も相まってマイク持つ手の骨ばり方が性癖にささりました。

 

3 個人的萌えポイント2

これまたネタバレ含むので未鑑賞の方は高速で読み飛ばして頂きたいのですが!!!

 

ラストシーンについての話になって、「ちゅーやんパパですね!」って言われた時に、赤ちゃん抱っこしてゆらゆらさせてあやす感じの手振りと表情されて、エア抱っこやってらした田中さんが!可愛すぎて!父性を感じてしまった私はその場で爆裂四散して死にました。エア赤ちゃんになりたい(強欲)

 

4 いろいろまとめ

シークレットトークが多かったのですが、とにかく田中さんがミニシアターを盛り上げる俳優さんであるというお話が何度も出て。お仕事も色々来ていらっしゃるようで、この方を応援して良かったなぁと思えました。これからの活躍に期待です。

 

5 最強殺し屋伝説の裏話

田中さんが撮影参加されたのは1日だけだったそうで。まずその戦闘シーン、阪本監督が「あれはザ・レイドを超えた」と仰ってるらしくて。なんでも田中さんが2丁拳銃を片手と、もう一丁を口に加えて闘うそうで……!もうゾロじゃないですかそんなの。現代都市に舞い降りしゾロですよ。よっ!二丁流!好き!!そこのシーンだけ、シン・ゴジラみたいにカメラ4台使って撮りたかった!と監督が仰ってたそうです笑

あとは現場で田中さんの衣装のパンツが無くて。パン一で出演するわけにもいかず、なんとか他のスタッフにスーツの下を借りて。すると今度は靴がなくて!またなんとかスタッフさんにお借りして事なきを得たそうですが、「偶然サイズが合ってよかった!笑」 って笑ってる田中さんがもう可愛くてかっこよくてらぶでした。語彙力?どこかに置いてきた。探せ!! あと阪本監督はシーンの細かい設定はその場で思いついていかれるらしく、台本は事前に頂いたけれど撮影しながら場面設定を作り上げていくタイプの撮影だったそう。とにかく田中さんのカット最高らしいので、公開が楽しみです!

 

6 恋クレが各地を回る話

坪井さんも年内に上映は終わってそろそろソフト化かと思っていたらこんなに上映が続いて予想外!すごい!というお話をされてました。各地を巡っていくお話の中で、恋クレが沖縄で上映された時の話になって。私がすごく覚えているのが、坪井さんが「お客さんが7人くらい?しか入らなくて」と仰った時に「それ最高の映画体験じゃないですか!」と返してらしたところ。映画って満席のスクリーンの熱気を楽しむのもいいですけど、恋クレのようにニッチな作品だったら少人数だからこそじっくり味わえる、そういう意味合いなのかなぁ。真意は田中さんのみぞ知るですが、ミニシアターに足繁く通っていらっしゃる田中さんだからこそ言える言葉だなぁってしみじみしながら聞いておりました。

 

そしてラスト、サイン会。監督や演者さん方にもサイン頂けるの幸せすぎて!エドガーケイシー個人的に好きな映画だったので、監督に伝えられて良かったです。

そしてそして念願の!田中さん!サイン!いやサインしてもらえるの嬉しすぎて泣いた。門限にはもう間に合わないけどもうどうだっていい。推しのサインと会話があるだけで私はなんだって出来る気持ちになれるので。はい。

 

サイン頂いてる間、映画秘宝買ってからずっと言いたかったデトロイトのお話をしました。デトロイト重すぎて好みは分かれると思いますが、本当に心鷲掴みにされる映画なんですよ……!

 

田中さんに「来てくれてありがとね」と言われて、もうこの時点で破茶滅茶に幸せで。田中さんがサイン書きはじめた時に、「デトロイトめちゃ好きで!」と頑張って話しかけました。

「おー!デトロイトね」といわれ、

「はい、あのシーンめっちゃ引きずったんですよ……1週間くらい」と話すと、なんとサインの手止めてこちらを見つめてめっちゃ聞いてくださってる……!?こちらが立っていて田中さん座ってらっしゃるのでめちゃめちゃに上目遣いで、田中さんの瞳きれー……って一瞬言葉出なくなりました。

「うん、引きずるよなぁあれ!! 俺もめっちゃ引きずった!」と、眉間にしわ寄せて、わかるわかる!って顔されながら言ってくださって。

「そうなんです、嫌だけど好きっていう!」

「あれな、大嫌いだけど心掴まれるってやつな!!」

「そうです、読みながらめっちゃわかる~~!って思ってました!!」とお互い共感しあって。うんうんってにこやかに頷いてくださって。サイン頂いて、

「また映画秘宝楽しみにしてます!」と言うとニカッ!と笑って、「ありがとね!」と返していただきました。

 

……文字にすると、めちゃくちゃ喋れたな!?!?!?!?やば!?!???!!??!えっ嬉しい……映画の話されてる時の田中さん本当に楽しそうで、こちらまで元気になりました。これからめちゃ映画の話しよ〜〜!ってなりました。筋トレの話もしたい。話したいこと聞きたいことが多すぎる!幸せな悩みだ!!!

その後、恋クレのドカタ役の細川さんとギプス女性役のくぼちかさん、坪井さんにもサイン頂いて。これを機に白石組の皆さんの作品もチェックしたいと思えたので、映画好きとしても新しい楽しみが増えて幸せなイベントでした。

 

帰宅したいま、サイン入りパンフをにこにこ眺めているのですが。

改めて田中さんのこと好きだなぁって。いや、田中俊介さんのこと大好きなんですよ。それはもちろん猫系統の悪そうな顔だけど笑顔が可愛いっていうビジュアルがタイプど真ん中っていうのもあるんですけど、役作りにかける思いとか、映画ヲタク感が伝わってくる喋り方とか、とにかく、応援したくなるんです。早くシェアハウスとゼニガタも観ようって思いました。沼ですね。田中さんの影響もあって今月15本も映画観れてて(去年は月3,4本程度だったので約5倍に増えました!)、人生最高に楽しいんです今。田中沼楽し〜〜〜〜!!

 

もちろん、ブログの更新がないこととか、引っかかることはあります。でも挨拶されてる田中さん、あんなに楽しそうにされてるけれど、なるべく客席ひとりひとりと目を合わせないようにしているというか、そういう雰囲気があって。一対一の会話はとても自然にされてましたが、一対多の場はもしかしてまだ辛いのかなぁと勘ぐってしまうシーンがありました。観客を観客という集合体として捉えたがっていらっしゃるというか。田中さんのことを知ってまだ2ヶ月ほどで、全然田中さんのことは分からないけれど、本当の本調子ではないのだろうと推測します。ただ、以前池袋リリイベでお会いした時とは表情も声も明らかにお元気そうで。それだけで私は幸せな気持ちになりました。推しが元気だと幸せです。このまま順調に取り戻してくださったら。そのために私が出来ることはなんだろうな。とりあえずどっしり構えて、絶対に信じ抜く気持ちは曲げないでいこうと思います。

 

とにかく、好きな映画館で好きな人の映画を観て、好きな人の煌めく姿を見て、お話もできて、幸せをありがとうございます。最高の夜でした。