とまとの推しが尊い

ジャンルごった煮、推しにまつわることを書き連ねるブログ

22 とまと、推しの舞台を見に行く(その1)

田中さんがボイメン脱退してから、推し活どうやってこうかなーなんてぼんやり考えていたわけですが、線引きとかせず、何も考えずにゆるっと全てを応援していこうという気持ちになりました。

というわけで、久々に推しの活躍を見たい!推しを同じ空気を吸いたい!ということで突発的に取っちゃいました舞台「ピサロ」のチケット。

成り上がりのスペイン将軍ピサロは、兵を率いてインカ帝国征服へと向かう。
2400万人を従えるインカの王アタワルパを生け捕りにしたピサロは、次第にアタワルパに心を開く。そしてアタワルパもピサロを信頼しはじめるのだが…。
(公式HP 「あらすじ」より)

人類史上繰り返される異なる概念、宗教、文化間の衝突を二人の男を通して、今を生きる我々に問う「ピサロ」。
(公式HPより)

世界史っぽい作品、全く観たことがなかったのでとても新しい体験!推しがいると、こうやって新しい一歩が踏み出せるから嬉しいですね。


1:ネタバレ一切なしの感想

演出が凄すぎる……渋谷に、インカ帝国が、あった……。今まで映画かミュージカルか、舞台もDVDでしか観てこなかった自分にとって、全てが新鮮で、圧倒的「生」の物語で、世界、だった……。

 

事前に予習していたつもりでも、私が学んだのはあくまでも文字の知識に過ぎなくて、目の前で繰り広げられる生々しくて荒々しい、土と血の匂いには到底及ばなかったなぁ……。

 

人間の不完全さとか、死への恐怖とか、救済としての信仰とか、現代の日本だとあんまり考え抜けないテーマが多くて楽しかった!です!

それぞれの宗教観についてもしっかり説明台詞があって、各勢力の思惑とか思想の穴が丁寧に語られていて分かりやすかったのも有り難かった。

結局人間はいつの時代も不完全で、だからこそ人間を超えたところにすがりついていて、いつかは死ぬ。ラストシーン、視界が滲みました。

 

そして氷魚さんの肉体美……すらっとした身体に丁寧に筋肉がついていて、洗練されてました……。氷魚さんも渡辺さんもいわゆる筋骨隆々な感じの雄々しい肉体美とは違ったのですが、違うからこそストーリーが引き立っていて、本当にこの舞台のための身体作りだなぁ……と感動しました。


2:ピサロの生涯(観劇前に自分で予習したもの)

歴史のことをちょっと勉強した方が楽しめるかな?と思って、観劇前に自分で調べたものを置いておきます。歴史って暗記ばっかりで嫌だなってイメージでしたが、こんなドラマチックな争いがあったなんて……!と、予習しながら感動しました。あまりに興味深い争いの歴史なので、ピサロ観に行かない方にこそ読んでいただきたい……。史実なのでネタバレではないと思うのですが、これから観劇される方で絶対に話の筋を知りたくない方はご注意ください。

ピサロ (1470年頃~1541年) はスペイン人のコンキスタドール(=征服者)。教育されず、文字も知らないままで育ったピサロは、イタリア戦争に参加したのち、南アメリカを探検してペルーに広大な土地があることを知り、スペインでペルー支配の許可を受けるとペルー侵攻を開始。その勢いのままインカ帝国も征服するのですが、インカ帝国の首都の領有権を巡って他のコンキスタドールと対立し、内戦を経てスペイン人の支持を失ったピサロは死刑宣告をされた……という、なんとも波乱万丈な人生を送っているんですね。
しかも、その死刑の理由はアタワルパを無実の罪で処刑したこと。

ピサロがアタワルパを処刑……?一体何があったのでしょうか。

1531年には約180人の手勢と37頭の馬を率いてパナマを出港し、ペルーへの侵入を開始した。サン・マテオ島で騎馬隊を下船させ、トゥンベスまで南下し、サン・ミゲル・デ・ピウラを建設した。その後、インカ皇帝アタワルパを追って南進した。1532年にカハマルカでアタワルパと会見し、その場で生け捕りにした。アタワルパの身代金として莫大な貴金属を受け取ったが、アタワルパが存在する限り先住民が彼をリーダーに担いで反乱を起こす可能性があると判断し、約束を反故にして、1533年7月26日処刑を敢行した。アタワルパは自身を「太陽の子」と信じ、いつか復活して報復すると誓いつつ死んで行ったと言う。その後もピサロインカ帝国の分裂を巧みに利用しながら進撃し、11月にはインカ帝国の首都であるクスコに無血入城した。(Wikipediaより)

いつか太陽の子として報復すると誓って死んでいったアタワルパが原因で、ピサロが処刑されることになる……こんな完璧なドラマがあってよいのでしょうか……

次にアタワルパの記事を読むと、ピサロによる侵略やピサロとアタワルパの関係性には宗教の対立や文化の違いが大きなファクターになっていることが読み取れます。

 

バルベルデ神父(ピサロの部下)は通訳を通し、(アタワルパ)皇帝と臣民のキリスト教改宗を要求し、拒否するならば教会とスペインの敵と考えられると伝えた。アタワルパは「誰の属国にもならない」と言うことによって、彼の領土におけるスペインの駐留を拒否した。

 アタワルパが神父に対し、彼らがどんな権威でそのようなことを言うことができるかと冷たく尋ねたとき、神父は聖書を皇帝に勧め、この中の言葉に由来した権威だと答えた。皇帝は聖書を調べ、「なぜこれは喋らない」と尋ね、地面に放り投げた。この行動はインカには書き文字が無かった事によるものだが、結果的にスペイン人に対しインカと戦うための絶好の口実を与えてしまった。神父が神に対する冒涜だと叫ぶ声を合図に、射撃は開始され、2時間にわたり7,000人以上の非武装のインカ兵が鉄剣と騎兵により殺された。

アタワルパは未だスペイン人が彼の帝国の支配を目論んでいることを信じられなかったので、彼らが探している金銀を与えれば自分を釈放し立ち去ると考え、ピサロに部屋1杯の金と、銀を2杯提供することに同意した。ピサロは申し出に唖然とさせられたが、皇帝を釈放する意向は全くなかった。それは、ピサロ周辺諸国において秩序を維持するためには現地住民に対する皇帝の支配力を必要としたためでもあり、更にアタワルパの宣言によってピサロ自らが帝国全土の総督として君臨することに関してインディオからの正統性の承認を得ることを意図したためであった。

インカ帝国守備隊の保有する兵はスペイン兵をはるかに上回る数であったため、その差し迫っている攻撃を恐れ、数カ月後にスペイン人は、アタワルパを処刑することを選択した。ピサロは、皇帝が偶像崇拝を常習としたこと及び実の兄を殺害したことでスペイン人を不快にさせたとして火あぶりによる死刑判決を下した(実の兄の死についてはアタワルパが関与した証拠はない)。
インカの宗教では、焼死した魂は転生できないとされているため、アタワルパはこの判決に恐怖した。ここでバルベルデ神父が、キリスト教への改宗に同意するなら判決文を変更するように働きかけるとアタワルパに言った。皇帝は洗礼を受けることに同意し、洗礼名フランシスコ・アタワルパを与えられ、キリスト教徒たる彼の要求に従い、焚刑に代えて鉄環絞首刑となった。遺体は一部焼かれた上でキリスト教の方式により埋葬された。
(いずれもWikipediaより)(()内は筆者によるもの)

話し言葉しかない文化圏、侵略のために使われる権威としての聖書、自分の宗教観のために最期に改宗を迫られる皇帝……。宗教ってあんなに愛を説いているのに、いつの時代も戦争と切り離せないんですよね。悲しい。

とりあえずこれくらいの知識をもとに、今日の観劇楽しもうと思います。

3:ネタバレ含む感想

 

かなり話の本筋や演出に言及しているのでお気をつけください。

 

 

まず始めに、非常口の電気が消えて、劇場が完全にブラックアウトするんですけど、それがもう、映画館のそれとは全く違う、完全な黒なんです!!そして、音が観客を異世界に連れ出し、幕開け。そのほんの数秒で、あっという間に世界に引き込まれる。舞台って……すごいですね!!!

階段型の舞台での殺陣、迫力ありすぎて涙出そうだった……。PARCO劇場、大型スクリーンが背面に控えているので、舞台と映画のいいとこ取りという印象で。新しいアートの形を見ました。そんな贅沢な舞台で、階段型ステージがなんども形を変えて様々な地形を表すんです……。舞台って、限られたスペースしかないからこそ、色々な音で、空気で(心なしか場面による温度変化があったように感じました)、道具で、世界を表現するんだなぁって……。

 

上演中ですので深くは書けないですが、ずっと孤独にやってきた時に出会った、唯一境遇を分かち合える存在に救われて、そして裏切られる苦しみと絶望。裏切られることは、きっと薄々勘付いていて、それでも尚信じて。こんなにドラマチックで美しい絶望があるだろうか……。必死に目的のために闘って、闘って、ピサロは目的は達成出来たわけだけれど、その最期は彼の願うものとは遥か遠くにあって。ずっと神を信じきれなかった男が、最後に、初めて、すがりつくようにして信じた神。ピサロはアタワルパに様々なものを投影し、期待を寄せていた。Wikipediaの記事では到底たどり着けない、生の恐怖、狼狽、諦観、色んな感情が爆発するのを目の当たりに出来て、沢山考えさせられました。

現代社会においても、宗教のためという名目で数多くの戦争が起こっているんだよなぁ……、なんて考えながら観ていたら、本当に人類はインカ帝国がある頃から何も学ばないな……なんて悲しくなったりもして。

 

今回田中俊介さんをお目当てに劇場を訪れた訳ですが、ま〜とにかく田中さんの殺陣が印象的でした。階段型のステージ、本当にお稽古も体力消耗するし、踏み外す危険もあるし、足場が狭くてとにかく動きづらいはずなのに、田中さんがザンッと飛び跳ねて相手を殺戮する瞬間、その俊敏な動きにハッとさせられて。舞台全体が血塗られたような紅色で満たされているなか、真っ赤に染まって剣を振る姿は、余りに惨いのに、凄く綺麗で!田中さんに限らず、そのシーンは演出も殺陣も迫力満点で、興奮のあまり思わず顔が笑ってしまいました。

 

なんだか考えさせられる舞台だったのでブログもいつもより堅い文章になっちゃいましたが……笑

笑いどころもあり、しっかり考えさせ、涙も溢れそうになる、素敵な舞台でした。まだ追加公演もあるそうなので是非!

21 とまと、辻本さんと握手する

大学院に進学し、勉強漬けの日々を過ごすこと1ヶ月。振り返ると、集中力が切れた時にTLを眺めた時にボイメンの可愛い動画や格好いい画像が目に入っては幸せな気持ちにしてもらっていました。

前回のブログにも書いた通り、辻本さんと握手する!と決めてから辻本さんに注目して色々コンテンツ見返してたのですが……辻本さん可愛いと格好いいとが混ざり合った人類最強の存在では!?!?あとPVでたまに見せる表情があまりに色っぽくてぞく……っと来ませんか?なんですかあれは……覇気??個人的に進化理論とか友ありてのPVで鳥肌立ってました。


なんというか……朝早く学校に行ったら男友達が部活の個人練しててその真剣な表情を見てしまった……みたいな……そんな気分になってしまうんですよね……

 

そんなこんなで辻本さんに会えることを楽しみにGWを過ごし、やっと迎えた5月5日!ダイバーシティ!5月とは思えない暑さと日光に完全にやられました……

 

まずは1部ライブ。進化理論、頭の中のフィルム、サムライチョップ、ONE WAY、スタスタ(ハイタ)という流れでしたが、いや、頭の中のフィルム格好良すぎないですか!?!?ソロ待機中の繊細な表情が皆さん素敵すぎてしんどかった……あとサムライチョップの辻本さんが腹筋キレッキレだしなんか決めポーズでふざけるしで幸せの概念の結晶でした……感涙……。

あとツイッターにも書いたんですけど、ONE WAYの前に「これ皆ノリやすい曲なんで!隣と肩組んだりしてね!」って言ってる時、ゆーちゃむが辻本さんの肩に手をかけようとしたら辻本さんがちょっと身体を斜めにしてその手を避けて。で、小林さんがほっぺ膨らませて田村さんに絡もうとして、もっかい辻本さんに手かけようとしたらまたかわされて、っていうハッピーキュートラブリー茶番があって!!そのあとで辻本さんと小林さんで笑いあってたの本当に男子校の昼休みみたいな感じでemotionalでしたね。

あとONE WAYの話してるときに「スポンジボブのEDです!」って吉原さんが言うと平松さんが学ランバッって脱いで、黄色いインナー見せてきて、吉原さんに向けて見て見てビームを出し、それに気付いた吉原さんが平松さんとにっこりしあう瞬間が天才でしたね……ゆとりが各国に巡礼すれば世界の戦争は根絶やしになるのでは。ピース。

 

そして待ちに待った握手会〜〜!!CD3枚買ったので3回もお話できる……!今まで誰かに3連で行ったことがなかったので、それだけでドキドキです。

 

とりあえず初回は、初めて来たことと、辻本さんのツイッターが好きってことを伝えよう……と意気込んで列に並びます。

 

まず握手する時こっちの目めちゃ見てくれるの反則じゃないですか???心がやられます。

(はじめて来ました)

「ありがと」

辻本さん握力強すぎて、これが噂の……!ってなってました。

(ツイッターとかでみて、辻本さん、いい人だなって)

「いい人……?そうかなぁ」

辻本さんがちょっとはにかみつつ苦笑いするものだから、なんかワードチョイスが違うなぁと思い、

(真面目?というか)

と言いなおすと、

「真面目……?どーだろ」

と返しつつ照れ笑い?されてました。ここで時間が来てしまったので

(かっこいいです!)

と言い逃げしようとしたら、

「かっこいいよ。」

とにっこり笑顔で言われて、私までつられて笑顔になりました、自分のかっこよさを分かっている推し、良い……。

 

とりあえず辻本さん顔が天才すぎて辻本家の遺伝子への感謝が止まらない……。

 

2回目、ここからは今日のメインイベント、筋肉トーク。並んでる間お隣の方と内転筋伝説の良さの話になったので、辻本さんにも内転筋の話をすることに。
(私筋トレ好きなんですけど、)

と言うと、上から下まで、身体めっちゃ見られて(田中さんの時も同じリアクションだった)(正直ドキドキする)、そうなの?ってテンションで

「うん?」

と返されました(もっと筋肉ゴリゴリになって説得力のある身体にならねば……)。食い気味に

(内転筋伝説すごい好きで!)

と伝えると

「そうなんだ」

とちょっと笑われて。

(ツイッターとかでもやってほしいなって笑)

と無茶を言ったら

ツイッター?笑 どうかな笑」

と首傾げながら言われちゃいました。とりあえずユーザーの生の声を伝えることが大切なので!筋肉需要を本人に伝えたということが大事……筋トレ動画待ってます辻本さん!!!!!!!!

 

さて3回目。前に並んでた方に「辻本さんの接触はとにかく褒めるといいよ!具体的に褒めると尚いいよ!」という的確なアドバイスを頂き、具体的な筋肉を褒めることに。


(あの、プロ野球えーあい読んで、かっこいいなって……)

「えーあい?」

(あい?)

「あい。」

……まさかの雑誌の名前を間違える痛恨のミス!かなり凹みましたね。悪印象やん……。

(腹斜筋かっこいいなって思ったんですけど、)

というと、

「無理だよ、女子だから。」

と返されて。

(どうやったらあんなに割れるんですか?)

「どーだろ?」

(野球?)

「野球かな?笑」

と、さらっと終わったのですが。

 

列抜けてから、あれ……と思って。

私、腹斜筋の話した時、辻本さん、「無理だよ、女子だから。」って言われたけど、なんで私が腹筋割りたいって分かったんだ……!?

もしかして、2回目に筋トレ好きって言ったの、覚えて……た……?

いや、思い込みかもしれないけど……よくわかんないから辻本さんが覚えててくださったってことにしよう!って素直に爆沸きしました。え〜〜〜〜好き。好きだわ……。チョロいヲタクです。

 

っていうか私毎回筋トレ好きって言うと半信半疑の顔されるんだけどなんで!?週2でジム通ってるし自宅では毎日自重トレしてるんですけど!!!顔ですか???文化部っぽい地味な顔のせいなのか!?!?泣いた……次回の接触までにもっと鍛えようと思います。孫悟空のようなムッキムキスタイルになって説得力のある身体になりたい。

 

なにはともあれ幸せな気持ちのままライブ2部。炎天下で平松さんと目合った(気がした)ままwow wow合唱できてめちゃ幸せだったのですが!あの!むちゅーどく!!!あの曲、やばくないですか!?!?

・やばさ1:曲調

いやもう聴いたこっちがむちゅーどくですよ。レトロな感じの曲調、独特の歌詞。でもこれが好き……。気付くとペンラ振ってるというか、無意識に身体が動く曲。今後この方向性で行ってくださっていいんですよ???

 

・やばさ2:振り付け

なんていえばいいんだ、昭和っぽい振り付け、腰の動き、あと個人的にサビのところの手の動きが好き、っていうか客席に向けて手伸ばしたりする振り軽率に心奪われる、ちょっと動揺してて言葉になりません……

 

・やばさ3:フォーメーション

上から見てたのでフォーメーションがころころ変わるの楽しんでたんですけど、土田さん小林さん辻本さんが順に顔出すとか、歌を2人が歌ってる時に他メンバーがそれを取り囲んで踊るとか、なんかもう目まぐるしくて最高すぎました。フォーチュンはむちゅーどくのダンス動画をあげてください。今すぐにです。全米が待ってる。

 

そんなこんなでむちゅーどくの沼に入りました(ずっと頭の中リピしてる)。

あとライブで一番テンション上がったのはBMCAでメンバーがハイタしてて、辻本さんがメインステージに戻ってきた……と思ったらそのまま二階まで上がってきてくださってハイタしてくださったとこですね…………階段駆け上がりはじめた瞬間にえっ?こっち来てくれる?って頭混乱して、もう二階皆キャーキャー言ってて、でなんか気付いたら顔が圧倒的に良いお兄さんがハイタッチしてくれてましたね……ばっちり目合ったしちゃんと笑顔作れたはず……今でも夢のようです。二階席の時点でハイタ完全に諦めてたから逆にもう天国みたいな感じで……あはは……こんなに幸せでいいのかな……あと二階からなんとかメインステージに戻ろうとして、めっちゃダッシュして、なんかガードレール?みたいなやつ飛び越える辻本さん完全にドラマの主人公だったし少女漫画だったら背景にキラッキラのトーン貼ってあるやつだったしとまとは心を奪われました。

 

……はぁ。辻本さんにガン見されたのとトーク内容覚えていただいてた(?)のと2部ハイタで死ぬほど充実した辻活しました……幸せすぎて怖い……。とりあえずボイメン皆格好いいし面白いし可愛いし辻本さんは群を抜いてきゅーとかつイケメンだったので完全に最高のGWでした。ありがとうボイメン。むちゅーどく凄くいい曲なのでなんとか映像にしてくださいお願いします!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

20 とまと、今後のヲタ活について考える

結論から言うと、田中さんのことを待ちつつ、関東でイベントがある時は出来る限り参加して、全体なら辻本さん、誠だけなら吉原さん勇翔さんのペンラを振ろうと思ってます。

 

まず言いたいのは、田中さんを待つ姿勢は絶対変えないということです。私は有言実行力には定評のある人間なので、待つと決めた以上は絶対に待ちます。私は別に田中さんを嫌いになった訳ではないですし、新しい出演情報が出たら普通に喜ぶと思います。

ただ、ちょっと田中さんのことを考える時間を減らしたいな……と思いつつあります。端的に言って、疲れるから、です。

 

田中さんを好きになったのが去年の11月末。私はまだ、ボイメンを知って4ヶ月くらいの、かなりの新規なのですが、今思えば私は田中さんが全快のところを見たことがないように思います。強いて言えば、12月中旬にデッドエンドの舞台挨拶@豊洲の時の田中さんが、いちばん自然で、心底幸せそうに見えました。目が合った気がして、手を振りあった気がして、人生で一番舞い上がったイベントでした。

……私には、熱烈に応援し続けられるほど幸せな思い出がなかった、ということなのかもしれません。

 

田中さんの活動一部休止が発表された日の夜、辻本さんのブログを読み、私はその飾らない、正直で暖かい言葉に心を包まれたように感じ、じんわりと視界が滲みました。あれからというもの、昔見た動画を辻本さんに注目してもう一度見直したり、辻本さんの出ている雑誌を買ったりしていました。なんとなく田中さんへの罪悪感があったものの、辻本さんは田中さんとは違った形でストイックで、気骨があって、筋肉もしっかりしていて、オタ活していて楽しかった。ちゃんと、好き、だと思います。

 

それだけでなく、勇翔さんの胸キュン動画に心を鷲掴みにされたり、誠チャンネルの動画で吉原さんのイケボにときめいたり、幸せだった。ボイメンが皆かっこよくて可愛くて面白くて色気があるのは、こういう時に救いだな……って噛み締めてました。この半月くらい。

 

尻軽だと批判されてしまうかもしれないし、赤緑白紺推しの皆さんにとっては邪魔な存在なのかなぁとか悲しくなったりもするのですが、純粋にかっこよくて、見ているだけでテンションが上がりました。というか、もともとこの3人は筋肉のつき方が好きだな〜〜って注目してブログまで書くレベルには

好きだったから!許されたい!!です!!!

 

私が疲れたなぁと感じてしまっているのは、待つという行為に対して疲れたのではなく、田中さんを取り巻くものが私の口に合っていないからです。所謂「サブカル」に分類される映画や映画館は好きなのですが、彼の周りで働いている方々のツイートをお見受けして、私は彼らを尊敬できませんでした。私が社会人に対して幻想を抱いているのかもしれませんが、歳上の方々が実名を背負っているアカウントとは信じがたいような言葉遣いや、明らかに私の推しの登壇を匂わせて集客するやり口、私にはどうにも合わない、と感じたのです。これはあくまでも個人の感情ですので、彼らを否定する意図はありません。それが彼らの芸風なのでしょうから。ただただ、私には、合わなかった。それだけです。

 

私が一種の同類感を覚え、尊敬し、背中を押したいと思っていた推しが、私の見ている方向とは真逆の環境に、自ら入っていく。そして、すんなりと笑顔を見せている。兄貴分を背負っていた「俊さん」は、29歳にして、かわいい「しゅんしゅん」や「くんたな」を選んだ。それでも私には、「待っている」という選択肢しか、ない。「そっちで本当に大丈夫?」と聞くことも、彼を無理矢理元のスポットライトの下に連れてくることも出来ないし、それは私のエゴでしかない。考えてみたら、背中を押すっていうのは、自分も相手もその行き先に希望を見出しているからこそできる行為ですよね。今の私は、申し訳ないですけど、田中さんの行き先に光を見出せないんです。田中さん本人との解釈違いですね。完全に。とても悲しい。

 

あんなに推したいと思って、ときめいて、それが今はこんなにも苦しい。一歩間違うと、彼を嫌いにすらなってしまいそう。嫌いになんて、なりたくないのに。

 

ただでさえ大学院に向けての勉強で忙しい私には、この葛藤は重すぎました。もっと軽い気持ちでイケメンにさくっと会ってキャーキャー言ってときめきたいだけなんです。こんなに色々考える必要なんて、ないはずですもんね。

だから私は、考えるのも悩むのも、放棄します。もう沢山悲しんだし、たっぷり悩みました。もう、いいかなって。田中さんのことは、しばらく顔がタイプな1人の俳優さんとして認識しておくことにします。だから、田中さんの映画情報とか画像とか流れてきたらもちろん喜びます。田中推しであることに変わりはないです。

ただ、私が好きなのは、ボイメン。ボイメンのライブも楽曲も即興コントも、大好きです。だから、田中さんがいない間は他の色のペンラを振って、それぞれに筋トレのやり方とか聞いてテンション上げて、幸せに暮らそうと思います。

 

田中さん、どうか、幸せに過ごしていてください。出演されている映画、たまに観に行くと思います。いつか、ステージが恋しくなったら、戻ってきてください。その時は全力で応援します。私が追いかけていたのは、本当にただの偶像だったのかもしれない。アイドルとしての田中さんにかけた「応援してます」「戻ってくるのを待っています」という言葉が、重荷になっていたとしたら、ごめんなさい。それでも、待ってしまいます。ファンなので。

 

5月に新曲が出るとわかった時、まず「新曲!リリイベだ!ボイメンに会えるかも!!」という気持ちが一番最初に湧きました。9人の写真を見て何も思わなかったわけではありませんが、今は活動休止されているんだから、当たり前のこと。寂しさよりも、白学ランを纏う9人のかっこよさに頭がいっぱいになって。こう思った時、私はついに田中さんのいないボイメンでも、推したい、という気持ちがはっきり自分に根付いたのを感じました。


「また全力で復帰するための第一歩として」と、彼は言っていた。それまで、ファンに何ができるのか。それは、個人の活動を応援したり、現状のボイメンを応援したり、他のグループを好きになったり、人それぞれだと思います。ストイックで他人に迷惑をかけるのが苦手な彼のファンとしては、思いっきりオタ活を楽しむことが、せめてものお返しかなと思います。もやもやした気持ちを抱えることは自然だと思いますが、それを他メンバーや運営にぶつけることは、彼の望んでいることではないはず。今日まで罪悪感とか焦りとか不安とかでもやもやしていましたが、一回ここでその気持ちに区切りをつけようと思います。変に期待しない。彼にも、グループにも。そのままの現状を受け入れて、自分が楽しめるやり方で楽しむ。他のファンの方はもっと前に気づいていらしたであろうことかもしれませんが、私はやっと気が付きました。これからは胸を張って、今のボイメンのファンをやっていこうと思います。忙しいし関東のイベントしか行かないので、たいして参加できないですけど。ちゃんと、今のボイメンを、応援します。

 

わざわざブログ書くほどのことでは無いのかもしれないですが、自分がどう考えたか文字にしておきたくなったので。新規がいちいち面倒なこと言ってるなって思われるかもですが、変わらず仲良くしていただけると嬉しいです(T-T)

同担拒否の方いらしたらそっとフォロー外してください……(T-T)

 

 

 

19 とまと、推しの活動一部休止を知る

3/14、田中さんが活動一部休止を宣言。それを受けていちオタクが何を感じたか、何を考えたか、文字に残しておこうと思います。

 

朝、いつも通りアメブロを確認して。推しの更新がないのを見てブラウザを閉じ、耳鼻科へ向かった。

 

昼、同期とランチをして、浮かれた気分でラボへ行き、作業前にちょっとネットサーフィン……と思ったら。twitterが沢山のコメントでごった返している。田中さんが……田中さんが何かを報告したっぽい……?休む……?

 

震える手でアメブロにアクセスすると、ブログが、更新、されて、いた。

 

「ファンの皆様へ」

 

全国ファンがもっとも苦手とする言葉ランキングが開催されたら間違いなくトップ5に食い込んでくるであろうタイトル。

しかも投稿時間が13:00:00で、明らかに予約投稿された、「公に出すためになんども推敲されたであろう」投稿。

幸いtwitterがお通夜モードではなかったから、ためらわずにタップできた。

私、田中俊介はこの度BOYS AND MENの活動を一部休止させていただくこととなりました。

……

こうやって弱みを見せたり、人に迷惑をかけたり、休むことが嫌いな性格なので、この決断をするまでに何度も葛藤しました。

……

また全力で復帰するための第一歩として、このわがままを聞いていただけたら嬉しいです。

……

BOYS AND MEN
田中俊介

正直に言うと、読んだ瞬間、すっごく、悲しかった。

毎朝毎朝、ブログ更新されてないかな?って確認して、何度も何度も落ち込んで、でも私は信じてるから、って気持ち切り替えて、次に更新される時は絶対「今まで休んでたけど、もう大丈夫!」って言ってくれるって、勝手に、思ってたから。

あんなにも待ち望んだ更新が、これか。

 

私はとても心配性なので、推しがブログを更新しない間、つまり1/15から3/13までの間、「推しはもう戻ってこないのでは?」と「推しなら絶対に戻ってくる」の間をぐらついていました。 ネットで様々な憶測を目にして、沢山不安になりながらも、本人からの言葉がまだ何もないから、まだ信じていよう、となんとか堪えてました。

 

このブログは「推しなら大丈夫」期に書いたもので。

私がナゴド中継をテレビで見て、思ったことを書きなぐった記事。

田中さんが絶望感に打ちひしがれて、尋常でないクマを作ってしまうほど眠れなくなって、それでもドームに立ってくれたことには大きな意味があったと思います。消えてしまいたい気持ちを堪えて、傷つきながらも舞台に立ったことで、後は彼なりに峠を超えられるだろうなって。

 ……

これから暫く、走りきれなかった自分への罪悪感との戦いになると思うけれど、もうファンとしては生きてくれていればそれでいいので……。彼なりのペースでいいから、またファンの前に戻ってくれたらいいな、と。

 これを書いたときは、公式から何の報告もなく、私が推しの表情や行動から色々と妄想して、わかったようなことを書いてました。推しが戻って来てくれるって信じたくて、辛くて、文章にすることで自分の心を楽にしたかった。そんな感じでした。

ただ、自分で書いた言葉に少し、救われもして。

彼がいまどんな感情を抱いているかは本人のみぞ知るですが、もう大丈夫だと信じてます。確かに繊細な方だとは思いますが、ここで壊れる人ではないから。一回波に飲まれても、しばらくしたらまた泳ぎ始められる人だと信じています。自分が好きになった人だから、信じたい。 

 そう、今は「波に飲まれてる」時で、いつかきっと、泳ぎ始めてくれる。本人が「全力で復帰するために休む」と公言しているのだから。

 

よかった。公式からお知らせがあって、本人からの言葉が聞けてよかった。心がしんどい時、誰にも相談できずに一人で苦しむのが最悪手なので、今回のように本人が「わがままを聞いてください」とファンに言ってくれたのは大いなる前進。今まで応援してもいいのか分からないまま「信じてます」って言い続けた身としては、やっと信じてていいんだって思えたわけだから、よかった。よかった。

 

よかった

 

よかった、けど。

 

よくないよ。

 

悲しいよ。

 

もちろん、推してるアイドルですから、わがままはなんだって聞きたい。活動一部休止、上等です。たっぷり休んでほしい。それは、本心です。

でも。

寂しいです。

つらい。

次、新曲が発表されたら。推しのパートはないって、ことですか。PVをどれだけ見ても、推しは1秒も出てこないんですか。また筋肉チェックしようって、期待してた、この、わくわくは、どこにしまっておけばいいんですか。次のリリイベでこのお話したいなぁって思ってた話題は、次に会う時には、旬が過ぎているかもしれない。オタクの自己満足を、推しのメンタルよりも優先させるのは間違ってる。分かってます。分かってても、悲しい。仕方ないじゃないですか。悲しいって気持ちを、誰が止められるんですか。誰か、止めてください……。

 

なんでこんな悲しいかって、去年の12月末から田中さんだけイベントをお休みされることが増えて、いつの間にか公式からのイベント告知に推しの名前が無いのに段々慣れつつある自分がいて、それでも、公式が何も言わないということは、まぁ春頃にはしれっとイベントにも登場されるようになるのかなとか、ぼんやり期待してたんですね。でも今回「活動一部休止」と言われたことで、推しがボイメンとしての活動を暫くしないというのが、確実になってしまった。今まで限りなく黒に近いグレーだったのが、真っ黒になってしまった。それが、こんなにも、悲しい。

 

それだけじゃなくて、本人がなんとか扱える重さ以上の心の傷を負ってしまっている、ということも悲しみの一因だと思います。私が想像していたよりもはるかにずっと壮絶な痛みを推しが抱えている。それなのに、私はただのファンにしかすぎなくて、電子の海に「田中さんの復帰を待ってます、ゆっくり休んでください」と文字列を打ち込むことしかできない。ブログにコメントしたけど、届いているかわからない。あまりにも、無力。もちろん推しのことを待っています、いつ戻ってきても、泣き笑いしながら「おかえりなさい」と言う準備はできてます。それでも、私には、そうやって待つことしかできないのか。切ないです。田中さんのブログについていた沢山のコメントを読みながら泣きそうになりました。こんなにたっぷりの愛をもってしても、届かないかもしれない。

 

だからこそ、メンバーが

こうやって待ってるよ、って言ってくれるのが唯一の救いとも言えます。一番近くにいる人たちに託していれば、きっと大丈夫なはず……。田村さんありがとうございます、本当に。

 

でも。

 

私が初めて田中さんに会って、「ドグマン見てファンになりました!」と言った時、彼は心の中で何を思ったのだろう。どんな気持ちでナゴヤドームの舞台に立っていたのだろう。1月末に恋クレ応援上映で銀色のペンラで埋まった吉祥寺のシアターを見て、何を感じたのだろう。私は「推しはナゴドの集客がプレッシャーで心に傷を負っている」と思っていましたが、本当の傷の根っこはどこにあるのだろう。

 

色々考えていたら、じんわりと涙が溢れました。

 

田中さん、自分をたいせつにしてください。私はボイメンとしての田中さんも好きだし、俳優をされてるときの田中さんも好きです。だからこそ、あなたを「田中さんも出演されるので(ご来場)よろしくお願いします(笑)」とわかりやすいツイートをして客集めに使ってくるような監督とは距離を置いて欲しい。「”映画の道具”になりたい」という田中さんの言葉に心を動かされたからこそ、”監督・プロデューサーの道具”として乱暴に扱われるところは見たくないんです。田中さんを大切にする人たちと、幸せに笑っていてほしい。頼みますよ、田中さん……。自分のことを大切にしてくれる人のそばにいてください……。

 

もう心がぐちゃぐちゃです。

胸の内を告白してくださったとはいえ、具体的な病名が提示されることもなくて。この決断を下すまでに様々な葛藤があったことは察しますが、報告まであまりに時間が経っていて。田中さんの主観はわかったけれど、客観的な情報が少なすぎる。

オタクとして人生歩んできましたが、こんなに辛い気持ちになったのは初めてです。それでも!推しが好きって気持ちが止まらないし!!ボイメンのライブ大好きなので!!ボイメンファンをやめることはできないんですけれども!!!あーーーー!!!!

 

……はぁ。田中さん、ゆっくり休んでください。たっぷり休んで、全力で復帰してください。私、池袋のリリイベが初めてなので、全力の田中さん、まだ見たことないんです。まだ見たことのないあなたを、見せてください。オタクからも、これくらいわがまま言ってもいいですよね。言わせてください。全力の笑顔でステージに上がって、10人で歌って踊ってふざける、田中さんを、見たいんです。宜しくお願いします。その光景に立ち会えるなら、私はいくらでも待つ準備できてるので。

 

田中さんの、全力で復帰、って言葉、全力で信じてます。

 

田中さんのおかげで、ボイメンを好きになって、こんなに楽しい思いをさせてもらえた。田中さんに、まだこの感謝を伝えきれてない。伝えさせてください。お願いします。お願い、です……。

 

胸に浮かぶ言葉をそのままブログにしたので、構成も何もなくてボロボロですね。ごめんなさい。様々な気持ちが爆発していて、全然うまく書けません。

推しが復帰した時に読む用に書いたのですが、これじゃあ読みづらすぎますね。

 

こんな新規のオタクがこれだけ辛いのだから、もっと長いことファンの方はどれだけ辛いか、きっと想像できないくらいの混乱と深い悲しみを感じていらっしゃるんじゃないかと思います……。

オタクにも休養は必要なので、私みたいに心がぐちゃぐちゃになったボイファミさんは、明日いちにち心を休めてゆっくりしましょう……。

 

 

 

18 とまと、旅の良さを知る

はてなブログさんに「1ヶ月更新がありません」って言われてびっくりしたオタクです。考えてみたら全然現場行ってない。レポできることは何もないのですが、ちょうど海外旅行に行ってて、オタ活についてちょっと思ったことがあったので、それを文字にしてみようかなと。

 

卒業旅行いってきたんです。女7人でAirBnB借りてパリ生活を営む回、最高of最高って感じで高まりがすごい。あと筋肉フェチは全員ルーブル美術館に走って!!!彫像の肉体美凄すぎて鼻血とシャッター音が止まらないので。人間の肉体美を石で表現しようとした先人たちに感謝が止まらない。ローマ万歳。

 

海外旅行初心者すぎて色々大変だったんですけど、いくつか教訓を得ました。

(1)Wi-Fiは必ず持っていくこと

オタクにとってWi-Fiは生命線、AirBnBWi-Fiついてたのがせめてもの救いだったけど、回線遅すぎて推しの写真保存できないし、動画も途切れるし、TLの流れわからんし、インターネット環境がこんなにも我の精神状態を左右していたのか……!という感じだった。たまにしかTL見れないとふぁぼとかリプもタイミング逃すし結構なしんどさ。一番タチが悪いのは繋がってるように見せかけて全然TL更新できない類のフリーWi-Fiですね!!!!なんなんですかね全く。精神安定のためにもね、Wi-Fiレンタルって必要だなって。強く思いました。


(2)移動手段・相場を確認してから動くこと

詐欺にあいかけた。駅で切符の買い方わからなくて困ってたら見知らぬおじさんに「飼い方わからない?じゃあ、お嬢ちゃんたちの分の切符かわりに買ってあげるね!はい!俺に現金払ってね」って25€請求される事件があって(実際の値段は3€)、文法無視英語でなんか叫んで逃げたんですけどま〜〜〜怖かった。切符の買い方とか相場とかちゃんと事前に調べるべきだなって。いい勉強になりましたね。

 

あの、旅って、すごいです。 病みそうなオタクは旅に出よう。旅の何がすごいって、自分の目の前にある風景、人間、イベントで頭がいっぱいになるんです。だから、推しのこと考える時間が短くなって。しばらくして「あ……推しのこと、忘れてたな」ってタイミングが何回もありました。まぁちょっと寂しいんですけど、変に推しのことでもやもやしなくなったので、メンタル的にはちょうどよかったかなと。時差があると、朝のブログチェックとかしなくなって、それでまず朝に凹まなくなって。

「推し増し」といって、推し(ある意味で依存先)を増やすという方法で苦しさを紛らせられる人たちはそれで大丈夫だと思うんですけど、私はあまりそういうことはできないタイプで。二次元の推しは沢山いるんですけど、どうも三次元の推しが田中さんしかいないんですね。増やそうと思っても増やせない。そんなオタクなので、今日のような状況だとしんどいなーって思うことも多いんですけれども。同じように、なんとなく慢性的にしんどさを感じている方がこれを読んでいたら、ぜひ、旅に出てください。遠くでなくても、近所のお菓子屋さんに足を運んで新作を買うとか、そういうのも、ある種の旅です。ご自身の「今」の「体験」に神経を集中させると少し気持ちが楽になるので、おすすめしときます。

 

17 とまと、ジャンクション29の舞台挨拶へ行く

11月末にボイメンを好きになった私、なんだかもうすっかりボイメンのファンです。毎月何かしらイベントがあるの幸せすぎますね!

先日の吉祥寺の舞台挨拶の時に、昭島以来の偶然の再会をした方がたまたま隣席という奇跡イベントが発生したのですが!その方に!!ジャンクションの席をお譲りしていただいて!!!自分で当選した分と合わせて2回も舞台挨拶見れることになりました。いや〜〜新年早々(早々ではない)ラッキーガールであることよ。

 

それでは早速レポの方を。田中さん推しなので田中さんの話多めかもです。

例のごとく記憶力ゴミなので文脈カットのイベント箇条書きスタイルで書きます。1回目と2回目混ざってる気がするので気づいたらこっそり教えてください……!

 

お台場1回目の感想

・小林さん「ストレス溜まったときは結構物に当たっちゃうかも」と発言し、ざわつく客席。「物を壊したくなっちゃう!」と続ける小林さんに対して、

本田さん「何言ってもどんどんやばい奴になるよ?」
水野さん「わ〜〜!ってやって裏でそうなるくらいなら、わ〜〜!ってやつやめろ!」とリーダーズからの鋭いコメントが。

 

・本田さん「このご時世に280回再生っていうなかなかに微妙な……監督と連帯責任ですからね!観てくださいね!」とボイリッチー名義の動画について必死にアピールされてました。小林さんが「ちょっと目つぶって(と言って本田さんの目を手で覆って)見ましたよって人手あげて!!……割合的にはね、そうだよね」って言ってらしたのがキュートだった。

www.youtube.com

↑この動画とかですね。皆で観ましょう笑

 

・山田監督「公式YouTubeのコメントはキャストも結構見ているので、動画にもコメント待ってます!」とのこと。

 

・田中さんの役は衝撃的で今までにやったことのない役だった、ということで喋り方は監督と脚本家さんのそれを足して二で割った感じにしてみたそう。田中さんが「監督の喋り方には独特の間があるんですよ」と仰ると、それを受けて監督がマイクを持ち、何か喋ろうとするも……喋らない。田中さん「こういうことです!」 

 

ツチノコの夜に出てきた自主映画はお台場海浜公園で2時間かけて実際に撮影されたらしいです。田中さんがツチノコとじゃれあう貴重な映像です……エモが限界突破してしまう……

 

・小林さんが「自分が妹だったら絶対まさるに彼氏紹介できない!『うっす』以外に何も言ってこなそうじゃない!?」と言ったところから、豊子(水野さんの妹)が彼氏の本田さんを水野兄さんに紹介する即興コントがスタート。

小林さん「彼氏紹介するね!」

本田さん「本田剛文です」

水野さん「おぉ」

本田さん脚がガクガクする

水野さん「おかしいやろ!」と言うもののその後沈黙

小林さん「何この重い空気〜〜?」

本田さん「これはね、正解は……ないよ!」

と言って会場が笑いに包まれるという即興コント。田中さんは3人の邪魔にならないようにちょっと後ろに退いてました。

 

・挨拶の時に「ツチノコを抱く俳優はほかにいないと思うので……ツチノコ絡みの映画ありましたらオファーしてください!」と笑いをとる田中さんに対して「随分狭いとこ狙ってきたな!」と突っ込む水野さん愛って感じだったし、「俺のツチノコにしか見せない顔を楽しんでください(この辺記憶おぼろげです)」って締めた田中さん愛って感じでした。

 

お台場2回目の感想

佐藤玲さん「撮影は2日だったんですけど、1日目の終わりに田中さんアイドルの仕事があったのかな、アイドルの顔して戻ってきて。そこから俳優の顔に切り替えて…って言えって言われたので!」
に対して、「言ってないですよ〜」とたじろぐ田中さんきゅーとすぎてしんどかったぁ……

 こんなツイートされてたくらいだし、田中さん現場でもいじられキャラだったのかな?


・はけ際にラスト一言の場面で、「改めましてツチノコの夜でツチノコを演じました田中俊介です、今回は凛とした表情でツチノコとして……」と挨拶を始めたのに対して他メンバー「それは改めすぎ!」と突っ込んでたのが、いつものボイメンって感じで好きでした。田中さん、ひととおりふざけた後にすいませんって笑ってたのが本日のキュートオブお台場という感じでした大好き。

・2/3(節分)の前日ということで、ヒット祈願もかねて豆まきタイムがあったのですが。本田さん投げた豆がお客様に当たってしまって、慌ててその方に駆け寄って、豆を手渡しされてたのが可愛かった!あと田中さんちょっと笑ってて可愛かったし本当に2回目来れてよかったって感じだった…にこっとして豆投げてるんですよ天才。
小林さんの毒舌も爆発してて、「豆年齢分食べなきゃだから、足りないですよね!ごめんねっ!」とか、「まだ鬼のお面被らなくていいですよ…あれ、まだ付けてなかった?/もうお面外していいですよ…あれ、もう外してた?」とか、お客さんの年齢・顔面いじりがビシバシと続いてめちゃくちゃ笑いました。小悪魔というより悪魔ゆーちゃむおそるべし。可愛いから許されるの権化……。


・冒頭の挨拶で、メディア入ってるから俳優らしく……と小林さん決め声で挨拶されて。その直後に表情がくるっと一変。あいらぶゆーらぶのくだりがありました!その時水野さん両手の人差し指で両耳抑えてて面白可愛かったですし、からの本田さんが「こういうことができるのは今までの積み重ねのおかげってことを忘れたらあかんよ、感謝しなよ」って言ってからご自身の自己紹介にうつってたのがコンビネーション最高って感じでした。


・「バズる」には実際に登録者数30万の人気ユーチューバーも登場しているんですけど、その紹介されるときに「登録者しゅう」って本田さんが噛んでていじられてたのが可愛すぎました。


・ウエダ監督「現場でのボイメンしか知らなかったから、ドームで彼ら見て新鮮だった。リーダー言うことがかっこよくて。…… 隣で田中くん泣いてた?」と変化球がいきなり田中さんへ。田中さん、「……泣いてましたね 」と照れ笑い。
水野「一番恥ずかしいの田中ですよ!また泣いちゃう笑」と言いながら田中さんの目元を手で一瞬隠す素ぶりを見せて。金銀コンビの絶妙な加減が好きですねほんとに。


・小林さんが佐藤さんと女子トーク始めようとして「顔ちっちゃいよね〜〜!コルギとか通ってる?」と聞くと本田さんが「それは楽屋でやってブログに書きなさいよ!」と突っ込んで、「そうだね、どこのコルギがめちゃいいよーってね!!」って返す小林さん完全に女子だった…

・山田監督に「ボイメン皆スタッフとかにちゃんと挨拶してるから社会人としてもやっていける」と言われて水野さんが小林さんは違うよね?っていう雰囲気にした時、小林さんが「えー俺も八百屋とかできるよ?みかん安いから買いーや!って!」って言い返してぷりぷりしてたのが天使でした。小林さん間違いなく日本で一番野菜を売り上げられると思うよ…自信持っていいよ……

 

・はける時に「ずっと司会進行してくれた〇〇さんにも拍手を!」って会場に声かけてた小林さん、できる男だった……人たらしでしょあれは……好き……

 

まとめ

・なによりも言いたいんですけどジャンクション29、本当にバランスの良いオムニバス映画で楽しくて。劇場でも笑い声あがるシーン何個もありましたし、それでいてコミカル一辺倒ではなく、考えさせられたり身につまされるぶぶんもある。また5年後に見たら印象が変わるだろう映画です。おすすめです!!

 

・序盤、推しの表情が1ヶ月放置したフランスパンのような硬さだったので心底不安でしたが、時間経つにつれて徐々にほぐれていってちょっと安心でした。完全に戻るまでまだ時間がかかると思うけれど、自分のペースで戻ってくださったらいいなぁ。できる仕事だけに絞ってやってくださいね本当に……!

 

・ボイメン現場に行った時に挨拶できる方がいる喜び噛みしめました。知り合いがいるという心強さ〜〜!!現場で誰とも話さないのと、少しでも誰かとお話しするのとでは充実感が桁違いだな〜〜って思います。ブログ読んだことある!ブログ面白いね!って言っていただけたので幸せパーリナイって感じです。褒められて伸びるタイプ!わーい!!

 

16 とまと、恋のクレイジーロードを鑑賞する

ドグマンの色気だだ漏れし演技に骨抜きになり、田中さんを知り、ファンになった私。

 

田中さんを知ってから2ヶ月ほど、ダブルミンツとデッドエンド の思い出を拝見しました。どちらの作品も、観始めは田中さん今日もカッコいい〜〜ってときめいちゃうんですけど、話の展開に伴って、だんだんみつおや西山くんの表情や言葉、仕草に心を惹かれて。観終わってから、あ、田中さん、凄かったな、って田中さんのことを思い出す。そのあたりが田中さんの「ナルシズムのない俳優」たる所以なのかなぁとか思ったり。

 

田中さんの演技もっと観たいな、と思った矢先の恋クレ上映@吉祥寺、観に行かない訳にはいかない。しかもタイトルでググってみたら田中さん達の演技を絶賛する映画評価サイトにヒット。これはますます行くしかない。

実験のスケジュールを無理やりこじ開け、チケット取りました。前から2列目……!!!近すぎて興奮で死ぬことまで覚悟して、迎えた当日。吉祥寺までの電車でRAWを視聴していた私、様々な緊張感から吐き気と動悸が止まらずに死にそうでした(映画のチョイスを考えろ私)(いや多重人格的なところでリンクさせたチョイスのつもりだった……)。アップリンクに着いて、昭島でお話した田中さん推しの方とまさかの再会を果たし、しかもまさかのその方と席が隣という奇跡も起こり!楽しい気持ちで席に着きました。

 

まずは映画を鑑賞。超エドガーケイシー→恋クレメイキング→恋クレの順の上映で。メイキングが先に上映されたのはミスだった?ようだけど、メイキング先だったからこそ細かいところまで色々観れて楽しかったです。というかメイキング観てから本編を観るという経験が人生初だったから逆にめちゃくちゃに楽しかった!!!メイキングで、アクション打ち合わせの時に背中にカイロ貼ってる田中さんきゃわだった……。あと宇野祥平さんの演技すごいな……百円の恋という映画でコンビニ店長の役されてたのですが、今回とは目つきも声の出し方全く違くて、はじめ同じ方だと気づけなくて。役者さんの凄さを改めて感じました。田中さんの演技も鳥肌がぞわぞわと粟だって最高にクレイジーでした。恋クレについては色々考察できて楽しかったので別記事で書きました。ネタバレしかない記事ですのでよろしくです。

 

そして演者さんたちと白石監督が入場されて。この時坪井さん田中さんいらっしゃらなかったんですよ。私心配性だからちょっと不安になっちゃったんです。もしかして……新幹線止まった?田中さんたち来れない??みたいな。そしたら白石監督が「我々が入場するまさにそのタイミングで、坪井さん田中さんがエレベーターから降りて来て。いま荷物置いてると思うのでそろそろ来ますよ!」って仰って。いや〜〜ほんと安堵オブザワールド。安らぎの地アップリンク吉祥寺。監督たちが自己紹介されてる間に坪井さんいらして、「いま田中さんお色直ししてるので、もう少しです!」って仰ったのが個人的にツボで。田中さんお色直しか〜〜可愛い〜〜ってなってました(田中さん関連ならなんでも喜ぶオタク)

 

坪井さんが自己紹介されたタイミングでスクリーン暗転して。えっ田中さん……?と思っていたらやばいやばい!ってちょっと叫びながら走って田中さん登場されて。黒いキャップ、黒のレザージャケット、グレーのスエットにグレーのだぼっとした感じのパンツの出で立ちで。久しぶりに推しを近くで観れる興奮がすごくてすごくて。お隣さんの腕を掴んでしまいました(すいません)田中さんが自己紹介する間も無く応援上映が開始。ここから詳しくはネタバレ含む記事に書きますが、ネタバレのない範囲で書くと

1  サイリウムを渡されていた田中さん、光らせ方が分からずに戸惑ってから「あっ!これ!折るぱてぃーんか!」って嬉しそうに仰って、パキッと折ってサイリウムが光ると観客が大盛り上がり。パターンのことをぱてぃーんって言うタイプの人なんだ……という発見がありました。かわいい(見境なし)。

 

2 これは個人的なあれですが、宇野祥平さんがめちゃ可愛いと感じるシーンがあって、そこで「可愛い!」って声出したら「可愛いw」ってコメント拾っていただけたのめちゃハッピーでした。オタクはすぐに幸せになる。

 

3 劇中のストーリーが展開する場面で何度かBGMが流れるのですが、それに合わせてサイリウム振ってる田中さん可愛かった……サイリウム両手に持ってるんですよ。それを音に合わせて上下させるっていう……愛しいですね。

 

4 あとずっとマイクを口の近くで構えていて、ツッコミできるタイミングを今か今かと待ち構えている田中さんがとても良かった。他の演者さんや監督の突っ込みにも心底楽しそうに笑ってらして。こういう田中さんを見たかったんだ私、と改めて感じました。

 

詳しくどんなツッコミされてたか気になる方はこちらから。ネタバレの極み記事なので未鑑賞の方はご遠慮ください。

 

さて、応援上映が終わり、再び舞台挨拶へ。

まず田中さん自己紹介されるときにキャップ脱がれて。そしたら髪の色が……根元が金色で毛先が白みたいな……銀?プラチナ?金?みたいな……異次元の色になってて。客席はもう大混乱。黄色い歓声どころか金色の歓声が湧きました。田中さんこれ味をしめてらして、この後のトークで何度も「ありがとうございまァす!!!」とか「宜しくお願いしまァす!!!」とか言いながらキャップ脱いで三方向くらいにお辞儀するくだりやってらして、チョロいオタクなのでその度に泣きそうになりながら興奮してました。田中さんはね、分かっていらっしゃいますね、喜ばせ方をね……。

 

舞台挨拶の中身、色々とまだ公にできない内容(どれも新しいお仕事がはいるよ!というもの!未来は明るいですね!)が多いので、特に印象に残ったシーンのみ箇条書きで書いていきます。

 

 1多重人格トーク

田中さんの役は多重人格、ということで「もっと色々だせないの?赤ちゃんとか!」的な流れがあり、田中さんが笑ってから「 ばぶー」って仰って、オタク沸きました。いや推しが赤ちゃんになるのやばいな!?!?興奮しましたね正直ね。
あと多重人格繋がりで映画ミスターガラスについての話になり。田中さんが「ミスターガラス観たんですけどジェームズマカヴォイがほんとすごかった!!!」という話をされて。坪井さんが「12個の人格だっけ?」と言うとすかさず「24です」と返す田中さん、本当に感動されたんだなぁ……とこちらも感動。「本当に、彼の演技はすごくて、気付いたら女になっているんですよ……」と話が続くなかで「ああいう感じで沢山の人格ある役、やりたくないですか?」と振られると「できなぁい……」と機材にもたれ込む田中さん。か、かわいい……。オタクざわついてました。

 

2 個人的萌えポイント

まずグレーのスエットの上からもわかる、胸筋!段差がしっかりついていて、胸の位置と肋骨の位置が完璧に分かるんです。このまま維持してくれ〜〜筋トレトークをさせてくれ〜〜って祈るような気持ちにすらなりました。いやスエット着てて胸筋が分かる男性ってレアですよね?どれだけパンプアップしたんや……らぶ……あとあの……レザージャケットから覗く手のゴツいことゴツいこと……照明も相まってマイク持つ手の骨ばり方が性癖にささりました。

 

3 個人的萌えポイント2

これまたネタバレ含むので未鑑賞の方は高速で読み飛ばして頂きたいのですが!!!

 

ラストシーンについての話になって、「ちゅーやんパパですね!」って言われた時に、赤ちゃん抱っこしてゆらゆらさせてあやす感じの手振りと表情されて、エア抱っこやってらした田中さんが!可愛すぎて!父性を感じてしまった私はその場で爆裂四散して死にました。エア赤ちゃんになりたい(強欲)

 

4 いろいろまとめ

シークレットトークが多かったのですが、とにかく田中さんがミニシアターを盛り上げる俳優さんであるというお話が何度も出て。お仕事も色々来ていらっしゃるようで、この方を応援して良かったなぁと思えました。これからの活躍に期待です。

 

5 最強殺し屋伝説の裏話

田中さんが撮影参加されたのは1日だけだったそうで。まずその戦闘シーン、阪本監督が「あれはザ・レイドを超えた」と仰ってるらしくて。なんでも田中さんが2丁拳銃を片手と、もう一丁を口に加えて闘うそうで……!もうゾロじゃないですかそんなの。現代都市に舞い降りしゾロですよ。よっ!二丁流!好き!!そこのシーンだけ、シン・ゴジラみたいにカメラ4台使って撮りたかった!と監督が仰ってたそうです笑

あとは現場で田中さんの衣装のパンツが無くて。パン一で出演するわけにもいかず、なんとか他のスタッフにスーツの下を借りて。すると今度は靴がなくて!またなんとかスタッフさんにお借りして事なきを得たそうですが、「偶然サイズが合ってよかった!笑」 って笑ってる田中さんがもう可愛くてかっこよくてらぶでした。語彙力?どこかに置いてきた。探せ!! あと阪本監督はシーンの細かい設定はその場で思いついていかれるらしく、台本は事前に頂いたけれど撮影しながら場面設定を作り上げていくタイプの撮影だったそう。とにかく田中さんのカット最高らしいので、公開が楽しみです!

 

6 恋クレが各地を回る話

坪井さんも年内に上映は終わってそろそろソフト化かと思っていたらこんなに上映が続いて予想外!すごい!というお話をされてました。各地を巡っていくお話の中で、恋クレが沖縄で上映された時の話になって。私がすごく覚えているのが、坪井さんが「お客さんが7人くらい?しか入らなくて」と仰った時に「それ最高の映画体験じゃないですか!」と返してらしたところ。映画って満席のスクリーンの熱気を楽しむのもいいですけど、恋クレのようにニッチな作品だったら少人数だからこそじっくり味わえる、そういう意味合いなのかなぁ。真意は田中さんのみぞ知るですが、ミニシアターに足繁く通っていらっしゃる田中さんだからこそ言える言葉だなぁってしみじみしながら聞いておりました。

 

そしてラスト、サイン会。監督や演者さん方にもサイン頂けるの幸せすぎて!エドガーケイシー個人的に好きな映画だったので、監督に伝えられて良かったです。

そしてそして念願の!田中さん!サイン!いやサインしてもらえるの嬉しすぎて泣いた。門限にはもう間に合わないけどもうどうだっていい。推しのサインと会話があるだけで私はなんだって出来る気持ちになれるので。はい。

 

サイン頂いてる間、映画秘宝買ってからずっと言いたかったデトロイトのお話をしました。デトロイト重すぎて好みは分かれると思いますが、本当に心鷲掴みにされる映画なんですよ……!

 

田中さんに「来てくれてありがとね」と言われて、もうこの時点で破茶滅茶に幸せで。田中さんがサイン書きはじめた時に、「デトロイトめちゃ好きで!」と頑張って話しかけました。

「おー!デトロイトね」といわれ、

「はい、あのシーンめっちゃ引きずったんですよ……1週間くらい」と話すと、なんとサインの手止めてこちらを見つめてめっちゃ聞いてくださってる……!?こちらが立っていて田中さん座ってらっしゃるのでめちゃめちゃに上目遣いで、田中さんの瞳きれー……って一瞬言葉出なくなりました。

「うん、引きずるよなぁあれ!! 俺もめっちゃ引きずった!」と、眉間にしわ寄せて、わかるわかる!って顔されながら言ってくださって。

「そうなんです、嫌だけど好きっていう!」

「あれな、大嫌いだけど心掴まれるってやつな!!」

「そうです、読みながらめっちゃわかる~~!って思ってました!!」とお互い共感しあって。うんうんってにこやかに頷いてくださって。サイン頂いて、

「また映画秘宝楽しみにしてます!」と言うとニカッ!と笑って、「ありがとね!」と返していただきました。

 

……文字にすると、めちゃくちゃ喋れたな!?!?!?!?やば!?!???!!??!えっ嬉しい……映画の話されてる時の田中さん本当に楽しそうで、こちらまで元気になりました。これからめちゃ映画の話しよ〜〜!ってなりました。筋トレの話もしたい。話したいこと聞きたいことが多すぎる!幸せな悩みだ!!!

その後、恋クレのドカタ役の細川さんとギプス女性役のくぼちかさん、坪井さんにもサイン頂いて。これを機に白石組の皆さんの作品もチェックしたいと思えたので、映画好きとしても新しい楽しみが増えて幸せなイベントでした。

 

帰宅したいま、サイン入りパンフをにこにこ眺めているのですが。

改めて田中さんのこと好きだなぁって。いや、田中俊介さんのこと大好きなんですよ。それはもちろん猫系統の悪そうな顔だけど笑顔が可愛いっていうビジュアルがタイプど真ん中っていうのもあるんですけど、役作りにかける思いとか、映画ヲタク感が伝わってくる喋り方とか、とにかく、応援したくなるんです。早くシェアハウスとゼニガタも観ようって思いました。沼ですね。田中さんの影響もあって今月15本も映画観れてて(去年は月3,4本程度だったので約5倍に増えました!)、人生最高に楽しいんです今。田中沼楽し〜〜〜〜!!

 

もちろん、ブログの更新がないこととか、引っかかることはあります。でも挨拶されてる田中さん、あんなに楽しそうにされてるけれど、なるべく客席ひとりひとりと目を合わせないようにしているというか、そういう雰囲気があって。一対一の会話はとても自然にされてましたが、一対多の場はもしかしてまだ辛いのかなぁと勘ぐってしまうシーンがありました。観客を観客という集合体として捉えたがっていらっしゃるというか。田中さんのことを知ってまだ2ヶ月ほどで、全然田中さんのことは分からないけれど、本当の本調子ではないのだろうと推測します。ただ、以前池袋リリイベでお会いした時とは表情も声も明らかにお元気そうで。それだけで私は幸せな気持ちになりました。推しが元気だと幸せです。このまま順調に取り戻してくださったら。そのために私が出来ることはなんだろうな。とりあえずどっしり構えて、絶対に信じ抜く気持ちは曲げないでいこうと思います。

 

とにかく、好きな映画館で好きな人の映画を観て、好きな人の煌めく姿を見て、お話もできて、幸せをありがとうございます。最高の夜でした。